色が選べない原因は

カラー診断の後には
お似合いになるシーズンの「色見本」(カラースォッチ)をお渡ししています。

色見本というのは、お似合いになる色のカラーチップをまとめたもの。

色は記憶できないため
いつでも、その色を見つけ、確認するためには
絶対必要なアイテムなのです。

カラー診断は
「受けて終わり」ではなくて
その結果を、活用できるかどうか
それが鍵だと思っています。
そしてそのためには「似合う色の正確な目印」が必要なのです。

カラー診断を受けたけれども
「色が選べない」っていうお話をよく聞きますが、
その原因の一つに、「色見本」が使えるものでないから
というのもあるのでは?と思っています。

私が考える使える色見本とは、

その色の色相だけでなく、
どんな濃さで、どんな明るさなのかが
「はっきり、正確に分かる」レベルのもの。
そして、そのためには、
見本の1色、1色に、ある程度の大きさが必要だと考えています。

色見本にこだわったところで
その色が売場にあるわけではない
という声もあるのですが
それでも「正確に色を伝える」必要はあると思うのです。

ぴったりなものがないからこそ
ベースになる色見本が曖昧ではお話にならない。

広いジャングルに探検に行くときに
正確な地図がないとゴールにたどり着けないのと同じ
だと考えています。私は。

 

という事で、
この11月より色見本を見直しました。
これまで、どうしたら
正確な色をいかにローコストでお伝えするかと
色々と工夫を重ねてきたのですが
やはりこれがベストだと思うものに
チェンジしました。

基本的には、お似合いになるシーズンのものを1冊
おつけして、
2シーズンに跨る方は、
他のシーズンであっても
お似合いになる色布だけをピックアップして
セミオーダーの様な形で
アレンジしてお渡ししています。

こういう経緯で
11月度より「ベストカラー診断」の料金を色見本の価格の分だけ改定致しました。

 

 

診断を受けたけれども色が選べない
というのは、もったいなさすぎます。
そのためにも、
「目印はできるだけ正確にお伝えしないと」
という思いでの苦渋の決断です。
心苦しいのですが、ご理解下さいませ


今後は、もっともっと「使える!」という視点に
重きを置いたカラー診断や骨格診断を行っていきたいと思っています。
もっともっと「使って頂くために」
いろんな小技(^^;)をお伝えしようと思っています。

ちなみに、これは診断後にお送りするレポートのアレコレ↑

ずっと先でも、
今でも、
いつでも思い立たれた時に
診断結果を活用できる
そんな資料をお渡しする事を目指しています(*^_^*)