難しい「5:5」の色合わせ

洋服のコーディネートの中でも

難しいのは色合わせ(配色)

ではないでしょうか?


例えば

ブラウスとスカートを組み合わせる場合、

デザイン的にはごくごく「フツー」でも

色の組み合わせを間違えると

とんでもなく「センスが悪く」見えたり

必要以上に主張してしまったりします。

配色というと、何と何を組み合わせるかに意識が行きがちなのですが、

それと同様に重要なのが、使う色の「面積のバランス」。

私が、最も難しいなと思うのは、面積比が「5:5」になる色合わせ。

特に、「個性的な色」どうしを「5:5」で合わせて

それをセンスよく見せるのって本当に難しいと感じます。


例えばこんな感じですね→

オレンジ:紫=5:5

奇抜で、煩い配色になっていますよね。

 


ところが、

面積のバランスに配慮して

どちらかの色の分量を増やすとこうなります→


主張は強いけれども個性的な範囲内。

好き嫌いは別として

まだ「まとまった」配色になると思います。



この様に、5:5の配色は割と難しいのですが、

ただこれも、全てのパターンが難しいかと言えばそうでなくて、

合わせるのを、ソフトで個性が弱めの色同士にしてみると・・↓

 

案外、馴染みます。

特に、無彩色の「白」と合わせるパターン(右の画像)は、違和感がありません。


つまりはこういうこと。

例えば会議などで、

個性の強い人が2人だけで会議をすると

意見が対立する事も多く、なかなかまとまらないパターンの方が多い。

そこに、もう一人「人」が入ると、すんなりとまとまる事がある。


そして、同じく2人で会議するとしても

穏やかな人が2人だけで会議すると

「案外、すぐに話しがまとまったわね」となるパターンが多いって事です。

 

色の組み合わせも、こんな感じ。

色の個性と面積比を意識すると、まとめやすくなりますよ(*^_^*)