肌の色=似合う色ではない!

「見ただけで、似合う色が分かりますか?」

と、よく聞かれますが、これ、残念ながら分かりません。

 

まだまだ、「肌が黄色いからイエローベースが似合う」とか

「肌が青みがかっているからブルーベースが似合う」

とか思われている方も多いと思います。

 

そしてもしも、これがその通りあてはまるなら

肌色を見ただけで似合う色が分かります。

 ただ、実際はそんなに簡単ではない。

つまり、「肌の色」と「似合う色」はイコールではないのです。

 

例えば、

肌色が黄みがかってい見える方。

黄みが強いのでイエローベースの色が似合うかと思いきや、

黄みの強い洋服を着ると、肌がもっと黄ばんで、くすんで見えます。

オレンジ坊やみたいな色になることも(>_<)

 

一方、

肌色が青みがかって見える方。

化粧品カウンターで、「ブルーベースですね」と言われがちな方です。

こういう方が、ブルー系のパステルカラーの洋服を着ると

肌がグレーになります。

漫画で登場人物がショックを受けた時の顔、

あの血の気がひいた感じみたいになることも!!

 

つまり、

肌色と同じような色を足すと、マイナス方向に見える事もあるということ。

では、どんな色が似合うのか?

やはり、その正解は、カラー診断で使う「ドレープ」をあててみないと分かりません。

 

似合う色は、色の相性を見る部分が大きいです。

あなたの肌の隣にくる色が

どんな色だと綺麗に見え、

健康的に見え、

明るい印象に見せたり、

個性を際立たせてくれたりするのか?

これ、実際に何色かあてて、「見え方」をチェックしないことには、

正解が分からないというのが事実。

 

また、似合うファンデーションの色などに至っては、

実際に合わせた上で、さらに時間経過を見ることも必要です。

似合わないファンデーションは時間経過と共にくすみます

 

 

自分に似合うものを見つけることって、わりと面倒だったりします。

でも、そこで分かる事実は、その後の「くらし」に大きく影響を与えます。

知っておくと、生き方が変わるかも知れない事。

そんなことの一つが「似合うモノを知る事」かと

そう思っています(*^_^*)